障害者手帳発行数から推定される、日本人における視覚障害の原因疾患の第1位は緑内障です1)。治療せずに放っておくと失明につながるおそれがあります。40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障と推定されていますが、なんと9割の方がまだ気づいていないと考えられています2)。
1) Morizane, Y. et al.:Jpn J Ophthalmol 63(1):26, 2019
2)Iwase, A. et al.:Ophthalmology 111(9):1641,2004
緑内障はじわじわと見えない部分が広がっていく病気です。片方の目に見えない部分があっても、両目で見ているともう片方の目でカバーしてしまうため、見えない部分がかなり広がるまで気づかないことが多い病気なのです。